仲間の嘆き⁉️
こんばんは、鯖缶です。
先程、仕事仲間の一人から電話がありました。
地方の建築零細企業は地元企業の下請けがメインの仕事になると思いますが(元請もありますが…)地方によっては公共事業の仕事の取り合いが激化して仕事ができない零細企業も多々あるのが現状です。
電話をしてきた仕事仲間もそんな状況で仕事が激減して収入がないっていう愚痴の電話でした。
正直言って、私のところも数多くある零細企業の一つなので仕事がない状況は変わらないと愚痴の言い合いにはなったのですが私のいる地方は老舗の業者の職人は引退する一方で新しい職人は育たない状況で新たに出てきた業者に仕事を取られる流れになっています。
新たな業者に負けないように価格競争を挑むのですが予想を遥かに超える低単価に太刀打ちできない物件もあります。
赤字をしてまで仕事はできないので諦めるしかない状況なのです。
そんな感じなのが続いている状況で仕事は激減、収入も減って生活に支障をきたしてきた現状です。
低単価で仕事をしている今はいいかもしれませんが後々必ず自分たちの首を絞める状況になると思うんですよね。
例えば「安く仕事してもらったけど安いだけで仕上がりはイマイチだ」とか「仕事もあまりわからない若い子ばかりに仕事をさせて手直しばかりだ」とか目に見えて手抜きがわかるようになってきますからね。
それなりの単価には理由があって職人が責任もって納得してもらう仕上がりにするためだと私は思います。
安い業者が全てダメな訳ではないのですが金額の理由を説明できる業者に依頼して発注してほしいと思う今日この頃です。